脳テンキ

栄養によって作られる心

「食べ物と心の密接な関係。」
適切な栄養を取っていれば精神疾患にはなりにくい。

「起きていなければならないのに眠いなぁ…」という状況のとき、コーヒー飲んだりしない?
「今日は疲れたなー」って思ったとき、チョコレートとか、甘いもの食べたりしない?

食べたり飲んだりした後って、その時の症状が改善したって経験ってあるよね?
つまり、

気分は食べ物で決まる。

と言っても過言ではない。いや、過言かも(笑)

私たちが喜んだり、怒ったり、悲しんだり、している時、脳内では伝達物質が神経ネットワークを駆け巡っているわけなのだが、この伝達物質も神経ネットワークを形成している神経細胞も食べ物から作られているってのは前の章で言ったけど覚えてた?

脳を興奮させる伝達物質の代表は「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」。
これが過剰に放出されると、特に大脳新皮質が興奮してくる。
大脳新皮質は脳の表面にあり、思考や予測をつかさどっている。
つまりここが興奮してくるということは、先が予測できずソワソワ落ち着きがなくなってきたり、不安でいてもたってもいられなくなってしまうのである。

脳の興奮を抑制させる伝達物質の代表は「ギャバ(γ-アミノ酪酸)」。
このほとんどはアミノ酸を原料としている。
と言うことは、ソワソワしたり不安が多くなってきたらアミノ酸を沢山含む肉や魚、豆を食べれば良いのだ。
精神安定剤飲むより即効性があると思うぞ。

また、疲れてぐったりした時は疲労物質である乳酸の分解を助けるクエン酸を取ると、疲労感が軽くなったりする。クエン酸は、ミカンやレモン、オレンジなどの柑橘類や梅干に含まれている。

短気や喧嘩っ早い人はビタミンB1が不足していると言われている。
興奮しやすい人はビタミンB1やマグネシウムが欠乏していると言われている。
(カルシウムは興奮を抑える)

コーラなどの清涼飲料水やインスタント食品に含まれるリン酸が多量に含まれている。
このリン酸は、マグネシウムとカルシウムに結合し、尿となって体外に排出する働きがある。
そのため、摂取してる割に興奮したり怒りっぽい人はリン酸が含まれる食品を沢山取っている可能性もあるので、自分の食生活を見直してみよう。

ね、食べ物と心って密接な関係にあるでしょ?

栄養のことを考えるってとっても大事だね。

参考文献

  • 脳がめざめる食事/著:生田哲
Desiged by LA.